温めざるを得ない

ついこの間「魔法の才能ない」って言われた。
わたしは今まで絶望感というものを知らなかったようで、
この時は本当に、全身からスルスルと力が抜けて
近所のケーキ屋ですら、私に何もできなかった。
世界の終わりは確かにあるらしい。

人が死んだ時、私は別に絶望してはいなかったけれど
ただその時は簡単に、よーいどんで、絶望してしまった。
もう何も取り返すことはできないと思ったしもう何をしても意味はないと思ったし私の傍には誰もいない。
私の存在は時間的にも空間的にも始まりと終わりがどんどん不明瞭なものになって、私が信じてきたことは全て無に還ってしまった。
後には大人1人入れるスペースだけが残って、そうして自分の20年間があっという間に無意味なものになった。

といっても、希望を渇望する根性は相当のものだったので
私は少しして言葉を都合の良いように解釈し直して、
死に物狂いで直感を間違いに仕立て上げてその場を縫い合わせた。

ユートピアはあまりにも絶大な力を持っている。
どこに行っても付きまとって、現実との差をこれ見よがしに告げる。
でもそのユートピアが、20歳にもなって子供のおもちゃみたいなものでww
そんなことで絶望なんて我ながら引いたわww
そんなことが生涯忘れられない一瞬だ。間違いなく。
ボコボコにしてやろうかとか思ったけど、ボコボコにしても何も変わらないし
ボコボコにしたくなんかない。
沢山の人が魔法(笑)って言ってくるから、みんなボコボコにしてたら
くたびれちゃうもんね。あと、良くないよね。
だから、がんばろう。
みんなはいつ、魔法を自分の世界以外の物だって分けたの?
分けなければいけなかったの?
誰かが魔法なんてないって教えてくれたの?納得できる方法で?



魔法なんてものないって信じる勇気は
きっと大人のものだから。
私はそんなものいらないっす。ご馳走様。







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