君がハリーならずっと ポリジュース薬飲む


今日用事と用事の間にブックオフに行きました。
ブックオフはとても楽しい。大好き。シムシティにあったら建てまくる。
ブックオフに入ったらわたしはまず一目散に「日本人作家ま行」のコーナーに行って
舞城王太郎先生の本がこの街でどんな感じか見てにまにまするんですけど(キモいね)
今日ももちろんにまにまして、その後気付いたらなんかよくわからない棚にいた。

謎棚の横、の棚にはハリーポッターがあった。
なのにわたしはそれに気づかなかったまじかよ失望したよ!!!!
ぼーっと「この棚謎だな・・」と思っていたんだけど
「これ?これがいいの?買ってあげるよ」
「わー!全部あんじゃん!アズカバンじゃん!!」
「アズカバンがいいの?」
「もう読んだ」
って会話が聞こえてきて、すぐ見た。
アズカバン・・1番好きな巻・・Dear.得意げな男の子・・
それわたしが一番好きな巻だわ・・・!
その男の子は眼鏡をかけている7歳くらいの子供で、お父さんも眼鏡。メガネ。

わたしがハリーポッターを読み始めたのも多分7歳くらいの時で、
(2年後にわたしもメガネ)
その時はもう頭の中でハリーになったりロンになったりハーマイオニーになったり
描かれていないけれど絶対いると思うっていうかいる、
4人目の仲間であるわたし自身になったり、とにかく忙しかった。
今までは完全にあっちサイドでしか考えてなかったんだけど
なんか急に、こっちにきてしまったっていうんですか・・・?
「あぁ、君はハリーポッターじゃなくってよかったね。この後本当に大変なんだよ。」
「あぁ、あなたはジェームズポッターじゃなくてよかったね。心配で成仏できないよ。」
って思っちゃって・・え?
この視点の場合、わたしはどこにいるの?
わたしはJKローリングなの?それとも神?わたしはどこの誰なの?

いつ、ハリーポッターはわたしの友達じゃなくなったんだよ・・
すごく悲しい。もしかしてまた大人になったの?!
あぁ、すごく悲しい。悲しいからもうこの話やめるわ!!!!


わたしはハリーポッターじゃないっぽい。
だとしたら、誰がハリーポッターなんだろう。
どこにいるんだろう。
どこか知らない国の知らない人とか、平行世界の人とか、
とにかく「ものすごく遠いところ」にいたら、会うのが大変そうだから少し淋しい。
だけど、もしも「ものすごく近いところ」にいたら。
わたしの大好きな友達の誰かだったり、大切な家族の誰かだったり、
憧れの男の子だったら。もし彼がハリーポッターだったら。
ハリーポッターはものすごく大変だし色々しんどいだろうから、
わたしが毎日毎時間ずっとポリジュース薬を飲んで、代わりに色々やっておくね。
ハリーがどう動けば1番被害なくスムーズに問題片付けられるか、
わたし16年研究してたから任せてよ。

・・ていうことがあったらいいなとブックオフで思ったので
現実に起きた時にきちんと活躍できるよう
「ハリーの判断ミス」「ハリー感情的になりすぎ」「ハリーそれは馬鹿」などを
おさらいしなくちゃ。その内に眠って夢の中に着いたらハリーが
「それは言い過ぎやで・・」ってこっち見てくるだろうな。
ごめんやでハリー。









1 コメント:

  1. わたしこの記事凄く好き。ハリーそれは馬鹿で10回は笑っちゃいました。

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